|
- 上のグラフからも、どちらかというと比較的適水温より少し低いくらいから25度くらいが主な釣果の出ている水温のようです。季節的には春から初夏ですね。思いついたように大物が時折出るルアーとも言えます。
|
- リトリーブ抵抗が大きくワンパターンになりがちといいました。リトリーブ抵抗に関しては抵抗の少なく剛性の高いベイトリールとバットにしなり・腰がある若干スロー気味のロッドと組み合わせれば連続キャスト・リトリーブも快適です。問題はリトリーブのパターンです。
|
- ご存じのように、クランクベイトを中層で単調に引いてきてもヒットする確率はそれほど高くありません。ヒットの殆どは底や障害物を打たせて、その後の一瞬のふわっとした浮上や、それによってルアーがバランスを崩し平打ち・ダートを始めた瞬間にヒットは集中します。浅瀬でシャロータイプのちびクランクで遊ぶのはちょっと別ですけど。
|
- これはバス(のみならず殆ど野生動物がそうですが)の反応が微分系で、この場合であれば単調にウォブルしながら泳いでいたルアーが突然止まったりと変化を起こすことがバイトのきっかけとなっているわけです。水中撮影などを見ても分かりますが、バスは泳ぐルアーをじっと見ていたり、ついてきたりしています。きっかけを待っているわけです。そしてその底をうまくブレイクに沿って打たせるようにするとヒットの確率は格段に上がります。その水中姿勢からも意外と根掛かりも起こりません。
|
- 以前に自作ルアーに挑戦したことがありました。材料や工具に数万円もかけてつくったのが、いまだたった一つのクランクベイトでした(バルサの塗装の手間の大変さにあきらめました)。ところがこのルアーがとんでもないヒットルアーなのです。115cmの特大ナマズがヒットしたのもこのルアーです。2〜3mのフラットなノースシャロウでクランクベイトでの爆釣を6月に経験したのもこのルアーでした。
|
- 原因は何だろう、と他の市販ルアーと比べてみました。一番の違いはバランスでした。ただ引きの際もぎりぎりバランスを保っている状態でちょっとスピードや向きを変えるといとも簡単にダートし始めます。そして決まってヒットはこんな時でした。
|
- そうしてみるとメーカーさんもバランスの悪いクランクベイトをもっとつくってみては?メーカーによってはありますけどね。私は顔が可愛いのが多いのでクランクベイトは好きで沢山持ってます。
|
|